推拿(すいな)経絡マッサージについて
推拿(すいな)マッサージは中国で、漢方、鍼灸に並ぶ三大医療の一つとして国定されていて、
中国古来の伝統的な自然療法です。特徴として、身体の経絡*(エネルギーで、ツボが並んでいる場所)
を刺激し血液と氣(身体のエネルギー)を流し、痛みや痙攣した筋を伸ばして筋肉の緊張をほぐす効果が期待でき、
また人間本来持っている自己治癒力を高め、自身の力で健康になろうとする力を取り戻すお手伝いをします。
また、内臓の働きが改善され、身体を本来の健康な状態に導くことで自然治癒力を向上させていきます。
骨盤、脊髄の歪み、肩こり、頭痛、腰痛、冷え性、便秘、生理痛など女性特有の悩みにもアプローチします。
血液の流れを改善させることでむくみを取り、傷ついた組織を修復する効果も期待できます。
手技による自然療法で身体に負担をかけずに病気の予防や体質改善、リラクゼーションとして
受けることができる安全性の高い施術です。
推拿マッサージは、身体の奥に滞りのできた部分にアプローチする施術法です。
その最大の特徴は、関節・筋肉・骨格の急性又は慢性的な痛みに集中的に施術を行うことができます。
関節のズレや動きを良くして血行やリンパの流れを改善させて症状を緩和し、自己免疫力と自然治癒力を高めます。
また推拿マッサージは、リュウマチ・坐骨神経痛・筋肉や炎症や痙攣にとても効果的な施術法です。
そして、不眠症、便秘や頭痛からくるストレスの軽減、そして消化器系、呼吸器系や生殖器系にとても効果的です。
* 経絡とは、私たち身体の表面を流れる氣という体のエネルギーとして中医学では考えられていて、
そのルートが経絡と呼ばれるのもで全身に12本通っています。
経絡は12本ありますが、もとは1本に繋がっていて身体を何度と流れ循環します。
12本の経絡はそれぞれに役割(各内臓に対応)があり, 身体の表面をめぐり体内に入り各内臓に巡っています。
その経絡上にいくつもツボができています。
そのツボは氣の流れの滞りが起こりやすく、痛み・不快現象・内臓に不調が出たりします。
これが私たちの身体に起こる、痛み・不快現象・内臓の不調から起こりうる、体調不良の主な原因です。